好意の返報性が効かない場合は脈なしの可能性があります
心理学領域でも有名な好意の返報性は、恋愛においても活用されることがあります。
主にビジネスシーンでは大きな効果が出るのが、このような法則です。
相手からの好意に対して、何らかの形でお返しをしたいという心理がこの法則の柱です。
実利を追求するビジネスでは、確かにこの手の好意の返報性がプラスに働くことが多くなります。
ですが、感情が優先される恋愛の場合は、好意の返報性が効かないといったことも起こり得るのが現実です。
恋愛関係で好意の返報性を利用する場合、一番手軽な方法が物を贈るという方法です。
バレンタインデーのチョコレートや誕生日のプレゼントなどは、好意の返報性を期待する贈り物の一例に挙げられます。
また、尽くすといった行動も相手からの好意を得るための一つの方法です。
また、自分の気持ちを暗に示して、相手に自分を意識させるという方法もあります。
様々な形で利用されているのが、好意の返報性です。
ただ、このような行動も効かないことが多々あるのが恋愛の難しい所と言えます。
恋愛においては、このような心理学の法則を超えたプラスアルファの要素が必要です。
特に脈なしの相手には、概して好意の返報性が効かないことを認識しておくことが求められます。
事実、好意の返報性が効かないケースとして一番多いのが、相手が全く脈なしの場合です。
このような脈なしのケースでは、自分が示した好意や行った行動などが効かないといったことが少なくないです。
脈なしの場合には相手を恋愛対象として認識していないことが多いと言えます。
ですので思いがけない好意は、戸惑いや警戒心などを生じさせることが多く、概して効かないのが一般的なパターンです。
ですので、好意の返報性を期待して努力しても余り良い反応が帰ってこない場合は、脈なしと判断することも時に重要になります。
このような心理学の法則が効くか効かないかは、相手の性格に依る部分も大きいです。
心理的なプレッシャーに弱い方や受容力の高い方の場合は、好意の返報性が効く可能性も少なからずあります。
ですが、ある程度自分の意志が固まっている方は、この手の法則は効かないのが常です。
従って恋愛に法則を利用する場合は、相手のパーソナリティーや脈なしかどうかなどを、予め調べておきます。
脈なしの場合は、法則が効かないばかりか自分の行動が仇となって帰ってくることがあります。
脈なしの相手に好意を示しすぎると、時にトラブルにも発展するのが問題です。
従って事前の下調べは、不要な自信喪失を避けるためにも有効です。
