好意 距離 パーソナルスペース

パーソナルスペースの距離と好意の関係とは

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 パーソナルスペースという言葉をご存知でしょうか。
他人に近づかれると不快に思ってしまう、個人的な距離の事を指します。
例えば、見ず知らずの人が自分の間近に迫ってきた場合、大抵の人は不快感や恐怖感を感じます。
その相手との長さが、パーソナルスペースとなります。
今回はこのスペースの距離と、好意との関係をご説明したいと思います。

 

 一般的に、男女の仲が深くなればなるほど、この距離は短くなるとされています。
当たり前の話ですが、最初は赤の他人から始ります。
その時には、警戒感などもあり2人の距離は離れていますが、付き合いを重ねていくうちに、その幅は徐々に縮まります。
そうして『警戒しなくても良い相手だ』と認識するに至ります。
この幅の変化は無意識に行われるものなので、お互いがこの幅をしっかり意識する事はあまりありません。

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 このパーソナルスペースの変化を意識する事によって、意図的に相手を好意を伝える事が可能です。

 

 例えば、気になった女性と一対一で話す機会があったとしましょう。
もちろん、最初はある程度のスペースをとって話していると思います。
その方が、お互い気持よく話ができるからです。

 

 話が進み、お互いの事がある程度理解出来た時、親密になりたいのであれば、敢えてスペースを詰めてみましょう。
距離としては一歩程度で構いません。
客観的にはあまり変わりがないように見えますが、これによって2人の新密度が大きく変わります。

 

 また、もし相手も好意を持っている場合、あなたのスペースの詰め方に応じて、少しスペースを詰めてくるはずです。
これはミラーリングと呼ばれる行動で、相手に好意を持ってもらおうと、自然と相手と似たような行動をしてしまう事をさします。

 

 このように、パーソナルスペースと好意には密接な関係があるのです。

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