気になる相手から好意を持たれる夢を見た時
「気になる異性がいるけどお近づきになれるチャンスがない」という類の悩みは誰しも一度は持った事があるでしょう。
こちらが好意を持っているにもかかわらず、それが相手へ届かない、気づいてもくれないという状態はなかなかヤキモキするものです。
片思いをしている時の心臓が激しく脈打つかのようなドキドキ感は、時がたてば甘酸っぱい思い出に変わりますが、恋の真っ最中に我が身を置いている時は形容しがたいほどの切なさと苦しさがあります。
まさに「胸が張り裂けそう」という表現がピッタリと当てはまるほどです。
そういった叶わない願望が時おり夢という形で心の中に具現化する事があります。
現実ではほとんど話した事の無い相手が夢の中に現れ、身も心もとろけるほどの甘い言葉をささやき、そして優しく抱きしめてくれたりします。
これは実は、抑圧された願望がその正体なのです。
スポンサーリンク夢はある程度、見る者の心身状態を反映すると言われています。
実生活では表面上に現れる事の無い心に秘めた様々な感情が部分的に解放された状態と言い換えても良いでしょう。
それゆえに、いくら好きな人が夢に現れて心躍るほどの甘いひとときを過ごせたとしても、それが現実世界に反映される要素は何もありません。
すべては心の奥底に秘めた願望なのですから。
しかしそう悲観する事ばかりでもありません。
なぜなら人は好意のやり取りで成長していく生き物だからです。
好意を持つのも好意を持たれるのも、どちらも素晴らしい事です。
好意とは「あなたに敵対していませんというサインだからです。
敵対の中からは何も生まれませんからね。
好意は人の心を豊かにします。
たとえそれが一時の夢の中の出来事であったとしても、意中の相手から好意を持たれるという事は必ず心に新鮮な息吹が流れるはずです。
それを糧にすればその日は充実した気持ちで一日を終えられるでしょう。
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